CVしないユーザに金を使わせるな!適切な除外キーワード設定のすすめ

リスティング広告を始めてみたけど除外キーワードの設定をさぼっているという人は意外と多いようです。しかし、限りある予算で最大限の効果を出すためには除外キーワードはとても重要です。

そこで今回はリスティング広告運用の初心者に向けてどこよりも分かりやすく除外キーワードの考え方について解説します。

1.除外キーワードってそもそも何?

除外キーワードとは、特定の検索語句で検索したユーザを広告の表示対象から除外する設定です

予想していなかった購入意思の弱いユーザの流入を防ぐときに使用します。

例えばあなたが今右手に持っているマウスを販売しているときに、「マウス 飼い方」と検索しているユーザに広告を表示させても買ってくれるとは思えませんよね?

このような場合に除外キーワードとして “飼い方” “飼う” “ペット”などのワードを入れることで購入意思の弱いユーザのクリックを防ぎ、予算の無駄遣いをなくすことができます。

2.除外キーワードのマッチタイプは特殊?

除外キーワードは検索用のキーワードと同じく「部分一致」、「フレーズ一致」、「完全一致」のマッチタイプで登録することができます。

しかし、検索用のキーワードとは一部仕様が異なります

ある程度経験のある広告運用者でも、検索用のキーワードと除外キーワードのマッチタイプは同じだと考えている人は多いようです。

実はこの事実、Google広告のヘルプに書いてあります。

除外キーワードの種類

検索キャンペーンでは、部分一致、完全一致、フレーズ一致の除外キーワードを使用できますが、除外キーワードのマッチタイプの機能は、通常のキーワードのマッチタイプとは異なります。主な違いは、類義語、単語の単数形や複数形、表記のゆれや誤字などの関連パターンも除外の対象に追加する必要があることです。

https://support.google.com/google-ads/answer/2453972?hl=ja

(Google 広告ヘルプ 除外キーワードについて)

つまり、部分一致において普段は拡張されている くつ→シューズ のような拾い方はされません。

さらに、完全一致やフレーズ一致でも誤字を拾わないので仕様が異なると言えます。

こうなってくると、フレーズ一致と部分一致の違いが分からなくなってきますね。

英語では語順を入れ替えると意味が変わる単語が多いです。例えば、

Lady first ←→First lady

Work desk←→desk work

などが挙げられます。

日本語ではあまり無いので深く考えずに「部分一致」で登録して、語順を入れ替えたら意味が変わると感じたら「フレーズ一致」にすることをお勧めします。

3.除外キーワードの考え方

さて、これまでで除外キーワードに関する仕様は分かっていただけたと思います。

ここからは、どのように考えて除外キーワードを設定するかを解説していきたいと思います。

何度も言いますが、除外キーワードを設定する目的は購入意思の弱いユーザの流入を防ぐことです。

例えば、商品を売っている場合であれば除外キーワードを設定するパターンは大きく2つに分かれます。

(ⅰ)商品と関係のない物を調べている人を除外する

(ⅱ)商品には関連するが購入意思が弱いユーザを除外する

(ⅰ)商品と関係のない物を調べている人を除外する

これは商品の名前などが他のサービス、会社名、キャラ名などとかぶっている場合に活用します。

冒頭で述べたマウスは、不幸にも動物のマウスを由来に同じ名前が付けられています。

この場合の対処法は

  1. マウス 無線 などのネズミを連想しないワードのみを登録する
  2. マウス をフレーズ一致等で登録したうえで、除外キーワードにネズミを連想するワードを登録する

に分かれます。前者だと新しい効果の良いキーワードを見つける機会を失ってしまうので極力、後者の(b)をお勧めします。

しかし、別の意味のワードの方がメジャーすぎる場合はクリック単価の高騰なども考えられるので注意したほうがよさそうです。

(ⅱ)商品には関連するが購入意思が弱いユーザを除外する

こちらもマウスを例にして解説したいと思います。

”マウス 無料” “マウス 貸し出し” などマウスを欲しがってはいるが購入する気がないユーザが挙げられます。潜在的なユーザではあるのですが、効果が良いとは言えない場合が殆どなので除外をお勧めします。

また、他にもゲーム用のマウスのみの販売だった場合には”業務用 マウス”なども除外対象だと考えられます。これはコンセプトに合っていないユーザだからです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では、除外キーワードの仕様から設定方法まで解説しました。

特に除外キーワードのマッチタイプは検索キーワードのマッチタイプとは異なるので、語順を気にしない場合は部分一致、語順を変えると意味が変わる場合はフレーズ一致で登録するということに気を付けましょう。

また、除外キーワードを設定する際には、購入意思に弱いユーザを除外するという目的を意識して、商品やサービスに関係のないユーザ買う気のないユーザを除外できるようにしましょう。