最近よく聞くようになった“Webマーケティング”という言葉。
「何となくは分かったつもりではいるものの、はっきりと意味を捉えきれていない」という方が大半なのではないでしょうか。
この記事ではそんな方向けに、「最近たまに聞くワードだけど、Webマーケティングってなんなの?」「そもそもマーケティングって何?」
といった疑問にお答えしていきます。
Webマーケティングとは?

結論から述べてしまうと、Webマーケティングとは、「Webを活用することで、『マーケティング』を促進するためのすべての取り組みのこと」です。
また、IT用語辞典によると、
Webマーケティングとは、企業などのマーケティング活動にWebサイトやWeb上のサービス、Web技術などを応用する手法の総称。オンラインマーケティング(インターネットマーケティング)の一分野だが、ネット上の商業活動はWebに偏っているためほとんど同義のように扱われることが多い。
だそうです。
ちょっと分かりにくいですね。笑
小学生くらいの子供に説明するとしたら、「ネットを使ってたくさんのものを売ったり買ったりすることやその考え方」となるでしょう。
大人向けなら、「ネットを活用して、売り上げと利益が上がる仕組みや仕掛けを作るための戦略やその施策のこと」といった感じでしょうか。
おそらくあなたは、Webマーケティングの定義が広すぎてピンときていないか想像していたものと何か違うと思われているかもしれません。
それはそもそも、Webマーケティングに含まれる「マーケティング」という言葉が曖昧なイメージだからではないでしょうか。
次の章ではまず、「マーケティング」について、解説していきます。
マーケティングとは何か?

日本ではそもそも、「マーケティング」という言葉じたいが曖昧で、たくさんの意味を持っています。
それが何を意味するかの説明なくしてWebマーケティングは語れません。そのため、ここでは先にマーケティングについて説明していきます。
まずマーケティングについてのよくある誤解を内容と位置づけに分けて整理しました。
よくある誤解【仕事内容】
- マーケティングとは調査リサーチである
- マーケティングとは分析である
- マーケッティングとは販売を促進することである
これらは全て合っていて、間違いでもあります。
かのピーター・F・ドラッカーは 「 マーケティング の理想は販売を不要にすることだ」という言葉を残されています。
つまりマーケティングとは、“事業の現状を分析・考察したうえで企業の成長につながる戦略や施策を考え、それを実行に移し、その企業の成長を促進させる考え方や取り組みのこと”だと言えるでしょう。
そしてこのようなマーケティングの考え方は一部の部署だけではなく、会社全体の部署や社員全員に求められるものです。
マーケティングを担当する部署や担当者が習得している事は言うまでもありませんが、マーケティング関連の組織だけが身に付けるべき知識やスキルではないのです。
これは人から聞いた話になってしまうのですが、例えばマーケティングと言う名前がついた部署であっても、上層部の方に理解と経験がないためにその部署は単に調査だけの部署になっていたり、
他の部署との役割分担が曖昧なせいで権限の範囲が定まらず、中途半端な扱いになっていたりと、パフォーマンスが出しづらい現状がよくあるようです。
さて、マーケティングについてこの文章では
「事業の現状分析考察したうえで企業の成長につながる戦略や施策を考え実行に移しその企業の成長を継続させる考え方や取り組みのことである」
と定義したうえで今後の話を進めていきます。
次に「Web」についてですが、
Webと言う言葉も非常に広範囲にわたるので、そう聞いて多くの人が多種多様なイメージを持つでしょう。
- TwitterやFacebookなどのSNS
- Yahoo! JAPANやgoogleなどの検索エンジン
- アマゾンや楽天市場などのネット通販
- アメーバブログやライブドアブログなどの著名人・個人ブログ
- メールマガジン
- バナー広告
- スマートフォン向けのアプリ・・・
例をあげるときりがありません。
また、将来的にはIoT化によって、当然すべてのあらゆるインテリジェント家電も含まれてくることでしょう。
つまり、Webマーケティングとは、「ウェブを活用することでマーケティングを促進させる考え方とその取り組みのこと」なのです
まとめ
いかがだったでしょうか。
ネット広告の市場規模が拡大している昨今、Webマーケティングに関する知識を身に着けておくことは、とてもコスパの良い自己投資だと言えるでしょう。
当サイトにもそのような方に楽しんでいただける記事がたくさんあると思うので、良かったらまた読みに来てくださいね!♪