今回は、web広告作成者の皆さんに読んでもらいたい便利ツールを紹介したいと思います。
さて、皆さんは日々広告を入稿する際、どのように入稿を行っているでしょうか?
「どのようにって…普通に1個ずつ打ち込んでるけど…」
まあ、確かに入稿数が片手で収まる程度ならそれも問題ないでしょう。
ただ、10個、20個となると話は別です。キーボードをポチポチしながら皆さんは思うわけです。
「この単純作業どうにかならないものか」と。
あるいは、季節の変化に伴って冬物商品のPRを全て春物に変えたいと考えた時に「全部一気に変えられればいいのに」などと思ったことありませんか?

わかります。
このもやもやを一気に解消できたら仕事も早く終わるし。
ということで、今回はキャンペーンエディターを使用した入稿の時短テクニックをご紹介します。
1.広告入稿ツール「キャンペーンエディター」
キャンペーンエディターとは簡単に説明すると、Yahooスポンサードサーチのアカウントの広告キャンペーンをオフラインで編集できる無料サービスです。
YSSとYDN
もう知ってるよ!という人は読み飛ばしていただいて結構です。
YSSとYDNはそれぞれYSS(Yahoo!スポンサードサーチ)、YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)の
略称になります。
YSSは検索連動型広告であるのに対し、YDNはコンテンツ広告です。キャンペーンエディターでは、それぞれに対応したツールがありますので使い分けてくださいね!
▼左がYSS、右がYDNのマークです

白と赤で分かりやすいですね !!ツールは別々になっていますが、基本的な操作はほぼ同じですのでご心配なく。
さて、次は実際にキャンペーンエディターを利用した時短テクニックを紹介していきます。
コピー&ペースト
とりあえずこれが皆さん一番イメージしやすく、使用頻度も高いテクニックじゃないでしょうか。
通常、広告を修正したい場合、一度作成した広告は編集できないので、広告を表示してコピーを作成→古いものを削除するかと思います。
このコピペ機能を使えば、コピーの作成と削除を広告一覧の画面のみで行うことができます。
一括置き換え
こちらも一気に時間短縮できる便利な機能です。
いくつかのキャンペーンや広告グループに共通した広告文を変更したいとき、この一括置き換えを使えば作業が一瞬で終わります。
例えば、冒頭で言っていた「冬物新作入荷」の文を、暖かくなってきたので「春物新作入荷」に変えたいとします。

その場合置き換え画面の対象キャンペーンあるいは、広告グループを選択し、「置換するテキスト」の欄に「冬物」、「次のテキストに変更」の欄に「春物」と打ち込み、変更ボタンをクリックするだけで春用の広告文の出来上がりです!
一括入稿
最後は「一括入稿」の機能です。
もしかしたら一番喜ばれるのはこの機能かもしれません!
一括入稿の機能はキーワードと広告文で使えますが、今回はキーワードの入稿バージョンで見ていきましょう
① エクセルで入稿データをまとめる
まずは、エクセルを使ってキーワードの入稿データをまとめていきます。
まとめる順番は単位の大きい順からになるので、「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」「配信設定」「マッチタイプ」の順番で作っていきます。

情報保護の関係で一部伏せさせてもらいましたが、こんな感じでまとめていきます。
② キャンペーンエディターにコピー
まとめたら次にエクセルのデータをキャンペーンエディターの「複数のキーワード作成・編集」を開き、コピペします。

こんな感じです!文字列がずれているのが気になると思いますが、プレビューボタンを押すとしっかり項目ごとに収まっているので大丈夫です。
③ 内容を確認し実行ボタンを押す!

はい、ここまできたらあとは「実行」ボタンを押すだけで、面倒な広告入稿が瞬時に終わります。
めちゃくちゃ早い…!素晴らしい!
2.特にお勧めしたいのはこんな人

確かにキャンペーンエディターが凄いのはわかりました、と。
でも使い方難しそうだし、新しい作業覚えるの面倒だなーとか考えているあなた。
今日ここでエディターの存在を知ってしまったからには使わないともったいないです。
使い様によっては作業時間を1/10にすることも可能です!
・大量の広告、キーワードを運用している
・入稿の時間を短縮したい
なんて方は是非一度使ってみることを強くオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はキャンペーンエディターの時短テクニックについて紹介しました!
そもそも売り上げアップのために広告を作成しているわけですから、入稿よりもプロモーション戦略やレポートの分析などに時間を使っていきたいですね!
広告入稿の時間を削減できればほかに時間が回せますし、サクッと終わらせてしまいたいところです。
一部の機能を紹介させてもらいましたが、キャンペーンエディターにはまだまだ使いこなせる便利機能があるのでぜひ、ダウンロードして使ってみてくださいね!
YSSのキャンペーンエディターはこちら
YDNのキャンペーンエディターはこちらからダウンロードいただけます!