【初心者ブロガー・アフィリエイター向け】「競争の戦略」から考えるのブログ成功までのたった1つの基本戦略

一個人や一サイトが大企業並みのブランドバリュー、そして影響力を持つようになってきた昨今。

今まではマーケッターしか知り得なかった「差別化」「ブランディング」といった単語が一般にも浸透してきているのを感じます。

ただ実際にその本当の意味を理解し、実践できている人はかなり少ないことでしょう。

この記事では

「最近ブログやアフィリエイトを始めてみたけど、今後どう展開していけば良いのか分からない」

「自分のサイトにこれといった強みがなく、他のサイトに埋もれているのを感じる」

といったお悩みを抱えている方向けに、マイケル・ポーター氏による名著「競争の戦略」を参考にした差別化戦略をご紹介していきます。

1.そもそも「競争の戦略」ってどんな本なの?

競争戦略(きょうそうせんりゃく、英:competitive strategy)とは、マーケティングにおいて5つの競争要因ごとに防衛可能な地位をつくり出すために、攻撃あるいは防御のアクションを打つことをいう。事業戦略とも呼ばれる。

業界において有利な市場地位(ポジション)を確保するために、他社とは異なった独自の戦略行動を選択し、自社のポジションを改善することをいう。

マイケル・ポーターは競争戦略を次の3つに類型している[1]

[Wikipediaフリー百科事典より]

マイケル・ポーター氏はアメリカの経営学者で、学位としては経済学博士を取得(ハーバード大・1973年)され、長年ハーバード大学経営大学院で教鞭をとられてきた方です。

そんなポーター氏の著書の中でも最も有名なのが今回ご紹介する「競争の戦略」という本。

この本は1998年に書かれたいわゆる「古典」に当たりますが、いまも私たちに競争とはいかなるものか、また競争を勝ち抜くにはどうすれば良いかを教えてくれます。

この本では主に「ファイブフォース分析(5つの競争要因とも)」と「3つの基本戦略」について書かれていますが、今回の内容はサイト運営を成功させるためのブランディング・差別化戦略、ということなので、「3つの基本戦略」の方にしぼって記事を書いていきます。

 

2.ポーター氏の提唱する3つの基本戦略とは?

では、ポーター氏の提唱する3つの基本戦略とはどのようなものなのでしょうか。

以下の図をご覧ください。

ポーター氏は戦略について

①コストリーダーシップ戦略

②差別化戦略

③集中戦略

の3つの基本戦略のうちのいずれか1つを選択し、それを徹底的に実行すべきだと説いています。

ここからは3つの基本戦略の説明をしたうえで、スモールビジネスであるブログやアフィリエイトといったサイト運営ではどの戦略を取っていくべきなのかを解説していきます。

①コストリーダーシップ戦略

コストリーダーシップ戦略とは一言でいうと、「業界の中でコストナンバー1を目指す戦略!」です。

この戦略では、商品や材料を安く仕入れて平均並みの製品仕様にすることで徹底的な原価低減を行い、コストダウンによって競合他社を圧倒することを目指します。

メリットとしては安く売っても儲かること、デメリットとしては戦略の特質上薄利多売になってしまうこと、一度この戦略を用いると高価格路線には進出できないことなどが挙げられます。

この戦略を採用している企業で有名なのは、ユニクロ・マクドナルド・ニトリ・ヤマダ電機など。

特にヤマダ電機では、「規模の経済の実現」や「経験曲線効果の活用」「オペレーションコストの削減」等をうまく掛け合わせることによって、強い比較優位を生み出しています。

②差別化戦略

差別化戦略とは一言でいうと、「圧倒的な差別化により、高くても物を売ることが出来る戦略!」です。

この戦略では、顧客が魅力的だと感じるブランド力を追求することで圧倒的な差別化を実現し、高価格を維持することで利益を上げることを目指します。

メリットとしては高い価格で商品を売れること、デメリットとしてはブランドイメージが浸透するまでは商品を売るのが難しいことなどが挙げられます。

高級路線でこの戦略を採用している企業で有名なのは、シャネルやロレックス、レクサス、エルメスなど。言わずと知れた高級ブランドメーカーばかりですね。

ただ「差別化」と言っても高級感のある店舗や商品設計だけではなく、品質にこだわった商品づくりや接客の良さ、希少性などによってブランド力を高めることは可能なわけです。

そのため、高級ブランドメーカーだけではなく、ディズニーランドを展開するオリエンタルランドや任天堂、スターバックス、モスバーガーなどもこの戦略を採用している企業に挙げられます。

特にモスバーガーは後発のハンバーガー屋さんでありながら、高品質・高価格路線で完全にマクドナルドとの差別化に成功していますね。品質や価格だけでなく立地や店舗のディスプレイ、ターゲット層の絞り込み、健康志向など、様々な部分でこだわりを感じます。

特に「モスバーガーはファストフード店ではない!」というのは今では有名な話ですよね。

始めて聞いたときには僕もそのこだわりに驚きました。笑

また、歴史的に見れば1990年代後半のファストフード業界を中心とした外食業界の値下げ競争に参加しなかったのも大きいでしょう。

この時無理に値下げをしたお店には今や業績が傾き、当時の面影は見る影もないところも多いです。

③集中戦略(=ニッチ戦略)

集中戦略とは一言でいうと、「特定の顧客層にターゲットを限定し、経営資源を集中させる戦略!」です。

その中にも特に2つの戦略があり、コスト集中戦略は、特定顧客に対してコスト削減を図る方法、差別化集中戦略は、特定顧客に対して徹底的に差別化を行う方法です。

この戦略は、資本が小さい企業や多くの中小企業が採用しており、手口を広げずに、人的資本・金融資本・社会資本等を集中することで、特定の業界・特定の顧客層で大資本に対抗することを目指します。

メリットとしては小資本でも始められること、デメリットとしては業界やジャンル、顧客層をかなり絞り込むため、その業界自体が縮小した場合、利益の確保が難しくなることなどが挙げられます。

この戦略を採用している企業で有名なのは、しまむら、シャープ、スズキなど。

これらの企業はどこも顧客層を絞り込んだうえで、その顧客に対して徹底的に安い価格で商品を提供するか、徹底的に満足度の高い商品を提供するか、のどちらかに重きを置いて経営を行っています。

 

3.ほとんどのブログ・アフィリエイトサイトは集中戦略を取るしかない!

はい、やっと本題ですね。笑

章タイトルにも書きましたが、ほとんどのブログ・アフィリエイトサイトは集中戦略、その中でも差別化集中戦略を取るしかありません。

このビジネスモデルはどこまでいってもスモールビジネスなので、マザーズに上場した「GameWith」のような超巨大サイトを目指しているのでないなら、手口を広げずに、人的資本・金融資本・社会資本等を集中することで、特定顧客に対して徹底的に差別化を行うのが最適解と言えます。

また、アフィリエイトでコストリーダーシップ戦略や差別化戦略を取ると、法人が大資本によってパワープレイをしてきた時ひとたまりもありません。笑

ただ、勘違いしていただきたくないのは「法人ほど資本を持たない個人事業主は圧倒的に不利!」と言っているのではない、ということです。

例えばある大企業が新発売のサプリメントを多く売りたいと考えているとしましょう。詳しくは

薬事法の記事に書いたのですが、サプリメント関連の広告を出すときの文言に対する規制、というのはかなり厳しいです。科学的な根拠、臨床データといったものがないと、いくら効能や効果について熱く語った広告を作っても審査に落ちまくります。笑

また、当社の製品はライバル他社であるA社やB社の既存の製品よりこんな点で優れている!と言いたくでも、公式サイトではそれを堂々と言うことは出来ません。

このすき間こそが、大資本が入り込めない部分です。

具体的には、比較記事や競合製品+ネガティブワードのクエリ狙いの記事、ネット上の口コミを集めた記事などは、公式サイトが取り上げられず、かつネット広告も踏み込めない聖域なのです。

 

まとめ

ポーター氏は著書「競争の戦略」の中で、基本戦略のうちどれか1つを選択しなければ、全てが中途半端で終わってしまい、競争優位が確立できない!と説いています。

成功している企業はどこもこの基本戦略のうちどれかを選択しています。

『決断』とは決めて断つこと。

最高のクオリティーの物を低コストで提供するのは不可能ですし、高級路線なら他社が値下げしたとしても安易に追随しないことが大切です。

欲張らず、曖昧にごまかさず、選んだ戦略で徹底的に突き抜けましょう!!

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