Yahoo!ディスプレイ アドネットワーク(YDN)って何だ?その仕組みから特徴までを徹底解説!

ネット広告の運用を始めるとやはり最初に目にするのは、

  • Googleの検索連動型広告であるGAW(Googleアドワーズ)
  • Googleのディスプレイ広告であるGDN(Googleディスプレイネットワーク)
  • Yahooの検索連動型広告であるYSS(Yahooスポンサードサーチ)
  • Yahooのディスプレイ広告であるYDN(Yahooディスプレイアドネットワーク)

あたりかと思います。

その4つの中でも今回はYahooディスプレイアドネットワークに焦点を当て、その概要や仕組みYDN特有の7つの特徴について解説していきます。

1.Yahoo!JAPANのシェアとYDN攻略の重要性

突然ですが、あなたはYahoo!関連のサービスをお使いですか?

実は国内PCユーザーの約80%がYahoo!を使用し、スマートフォンユーザーの約9割がYahoo!関連のサービスを使用している、というデータがあるんです。

また、GoogleやBing!といった主要メディアと比較したとき、国内において最も検索で利用されているのはYahoo!JAPANなんだとか。

このことからも、そんなメディアに広告を出稿できるYDNの凄さと重要性が良くわかりますね。

2.Yahoo!プロモーション広告の主なメニューとYDNの仕組み

冒頭でもお伝えした通り、Yahoo!プロモーション広告には、検索連動型広告であるYSSとディスプレイ広告であるYDNがあります。

この2つは両方同時に出稿されることも多いですが、役割を分けると、潜在層・準潜在層にはインプレッションを多く集められるYDN、顕在層にはターゲットをより絞って広告出稿できるYSSが向いています。

YDNはどこに配信するのか?=Webサイト(枠)と、誰に配信するのか?=インターネットを閲覧しているユーザー(人)をターゲティングして広告を配信します。

インターネットユーザーが「検索」に費やす時間は実は全体のわずか10%と言われており、検索後のコンテンツページを見るのに多くの時間をかけることが分かっている昨今、ある程度枠と人を絞ったうえで多くの検索ユーザーにアプローチすることが出来るYDNの重要性は高まってきている、と言えるでしょう。

3.YDNの特徴

では次に、YDNの7つの特徴について解説していきます。

①オークション形式で掲載順位が決定

これはGoogle広告やYSSもそうなのでネット広告に精通している方にとっては愚問かもしれませんが、YDNの広告掲載順位は「入札価格(広告単価)×広告の品質」によって決まります。

広告の品質とは、その広告文や遷移先URLがどれくらいユーザーのニーズに一致しているかを指します。

そのため、どんなに入札単価を上げてもユーザーのニーズと広告の関連性が低いとあまり広告は掲載されません。

②クリック課金型の料金設定

次に、YDNでは広告がクリックされて初めて課金が行われます。

つまり、表示されインプレッションを集めるだけでは料金が発生しない、ということ。また、入札は1円から可能です。

③広告掲載方式が多様

YDNでは、目的に合わせて多様な広告掲載方式から広告の出し方を選択、出稿することが出来ます。

有名どころとしては、

  • ターゲティング・・・広告の出稿目的に合わせて広告出稿。
  • インタレストマッチ・・・インターネット利用ユーザーの状況から関心が高そうなユーザーに広告出稿。
  • インフィード広告・・・タイムライン型のページに特化して広告出稿。
  • 動画広告・・・10秒以上視聴された配信のみ課金。

などがあります。

④予算と配信期間の自由度が高い

YDNでは広告の配信開始・停止を、いつでも自由に設定することが出来ます。

また予算も小額からスタートできるので、小資本の企業でも開始しやすく、今までのマス広告よりも運用の可能性は大きい、と言えます。

⑤ターゲット設定が充実している

YDNはとにかくターゲット設定が充実しており、

  • 性別
  • 年齢
  • ユーザーの住んでいる、もしくは関心のある地域
  • ユーザーが利用しているデバイス
  • 広告を出稿する曜日と時間帯
  • インタレストカテゴリー(ユーザーが興味を持っているジャンル)
  • プレースメントターゲティング(広告を出稿するサイトや記事のジャンル)
  • サイトリターゲティング(1度サイトを訪れたユーザーだけにターゲットを絞り込み)
  • サーチターゲティング(ユーザーの検索語句からターゲットを絞り込み)

などで広告を出稿する人や枠を絞っていくことが出来ます。

⑥検証性が高い

検証性が高く、PDCAサイクルを既存の広告よりも早く回すことが出来るのも特徴の1つです。

管理画面ではほぼリアルタイムでデータの確認ができ、レポート機能によってExcelで広告の効果やどんなサイトに広告を出したのかを確認することが出来ます。

⑦3つの広告掲載フォーマット

YDNでは、広告の掲載フォーマットを「テキスト」「ディスプレイ」「テンプレート」の3種類から選択することが出来ます。

  • テキスト・・・文字のみのディスプレイ広告。
  • ディスプレイ・・・画像のみのディスプレイ広告。
  • テンプレート・・・文字×画像のディスプレイ広告。画像を複数入れることで*レスポンシブ広告にも。

*レスポンシブ広告:デバイスやサイトによってサイズの異なる掲載面(表示領域)に対して、自動でサイズやレイアウトを調整し、掲載面にすっぽり収まるデザインで広告を配信してくれる広告タイプ

まとめ

この記事では、ネット広告の中でもYahooディスプレイアドネットワーク(YDN)に焦点を当て、その特徴や便利な使い方について解説していきました。

ネット広告の世界はとても奥が深く面白いので、日々多くの情報を吸収して、アウトプットの質を高めていってくださいね!

(画像出典:Yahoo!プロモーション広告